寂寥感ただよう海辺のバス停

特に何だという訳ではないんですが、男鹿半島の南磯、増川のバス停の風景が好きです。

一日に何本しか走っていないバスの傾いた停留所。
潮風をもろにかぶって一部はもうさび付いてる時刻表。
沖合をゆっくりと進んでいく幻のようにも見えるフェリー。
かすかに波頭を崩しながら砂浜に押し寄せる白波。

すべてが寂れた海辺の田舎町を表現しきっていて、この寂寥感がたまりません。

寂寥感を楽しむ

正直、男鹿市は人口2.6万人ほど。
大きな産業もなく、目立つのは観光地としてのイベントが多く、ちょっと町から離れると人と会うこともまれです。

そういう場所を走る時は、そういう場所を楽しむコツがあります。

人がいた痕跡や、かつて賑わっていたであろう寂寥の跡を意識しながら見つめることで、景色の色合いが違って見えるんです。

それはセピア色の色眼鏡とは違って、現在進行形で進む過疎が醸し出す色合いで、それでもここで人が生きていく流れのようなものをかすかに感じられるはず。

せっかく男鹿半島という過疎と観光が混ざり合うトコロを走るのですから、男鹿半島の現在進行形も感じて言って欲しいです。

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