寒風山のススメ

本日は寒風山のススメです。

ぱっとみフツーの低い山にしか見えない寒風山。
ところが、知れば知るほど、行けば行くほどに良さが分かってくる、自転車乗りにとっても魅惑の山のひとつなんです。

標高にして355mしかないので、とにかくガンガン坂を登りたいという人にとっては物足りないのは間違いないですが、355mの山とは思えないほどの、お楽しみいっぱいの山であることも確か。

では、順番のオススメしていきますね。

360°の抜群の眺望

地元民的には、なんてことはない近所の低めの山という認識なんですが、ふと余所を見渡してみると、寒風山はけっこう特殊な山です。

まず、わずか355mしかない低い山なのに、山頂付近に林がありません。
当たり前ですが森林限界ではないです。
いくら北緯40度といっても、こんな低い山で樹木が生えなくなるほど寒いわけではなく。

これはすべて人の手が入って実現してることです。
凄いですよね。

かつて柴山であったこと、元は火山であること、遊水地が麓に点在することなどの理由から今でも草刈り、山焼きなどを行って山頂付近に余計な雑木や、鬱蒼とした草むらにならないように整備されているんです。

地元の人たちの愛で整備されてるんです。

その結果、山頂付近には視界を邪魔するものがなく、360°の抜群の眺望が見渡せます。
東西南北にそれぞれ特徴的な地形が広がることもあって、なかなかの絶景が広がるビューマウンテンです。

人にとって一番心地よい自然というのは、未開の原生林じゃなくて、人が長年にわたって手を入れてきた土地というのはよく言われること。
ここ寒風山では、先人が手ずから守ってきた自然の恩恵を、我々自転車乗りがいっぱいに受け取れる気持ちの良い山なわけです。

山頂まで整備された舗装道

355mの低い山ということもあって、山頂まできちっと車が入っていける舗装道が整備されています。

もともと観光有料道路だったので、見晴らしのよい場所を選んで道が通されているので眺めも最高。
山頂まで自転車で安全に通行することが可能というのは自転車乗り、特にロードバイクを愛好する人にとってはありがたいポイント。

明確にのぼりが続く道路で、比較的交通量も少なめということでSTRAVAのセグメント等もたくさん設定されてます。
見ず知らずの人とのタイムトライアルができるのも楽しみの一つです。
何の気になしに走って自己ベスト更新できた時もうれしいですしね。

新しい機材を投入した時のベンチマークとしてタイム計測するのも機材スポーツとしての楽しみです。
比較的小さな山ですので何度か登って平均をとったりとか。
タイヤを軽いものに変えたときなんかは明確にタイム差でますし。

登りがいのある大きな山岳道路でも、よほどの理由がある場合を除き、山頂まで舗装道があることは稀で、文字通りの山頂ゴールができる貴重な山でもあります。

涼しい脇本コース、見晴らし良好な滝川コース

寒風山の道路はのぼり口か4か所、脇本と滝川に2か所づつ。

脇本側(東側)は途中までは木が生い茂ってるため、コースが日陰になります。
夏でも涼しいので、夏場に登るなら脇本側から登るのがおススメ。

こちら側はひたすら上るコース設定なのでタイムトライアルなんかを楽しむ人にも向いてます。

逆に滝川側(西側)は途中に樹木がほとんどなく見晴らし良好なので、風景を楽しむならこっちの方がおススメ。

途中で一段低い頂を超えるコース設定なので、タイムトライアルみたいな遊びに向きませんが、棚田あり、山桜あり、見下ろす海、遠くの山々の稜線ありと季節によって変わる眺望をゆっくり眺めながらヒルクライムを楽しめます。

それぞれ性格の違うコースになってるので、いろんな自転車乗りの人に楽しんでもらえると思います。

何より355mという手軽さ

なによりオススメできるのは、これほど楽しめる割には標高355mと、それほどハードな山ではないというコト。

スポーツ自転車を乗り始めたけどヒルクライムにも興味ある…っていう人でも、ゆっくりペースで登れば、ギリギリ何とかなる山です。
(とはいえ最初は、誰かベテランの方に連れて行ってもらうのオススメ)

山頂に観光施設(食堂付き)もありますし、冬季以外は自動販売機も設置されてますし、山頂でグロッキーになっても補給のコトを心配しなくてもいい手軽さも売りです。

いろいろ寒風山をオススメしましたが、とりあえず登ってみないとホントのコトは分かりません。
未登頂の皆様、手軽さと抜群の眺望が絶妙にバランスした寒風山に、ぜひ遊びに来ていただければ。

OMAKE

というわけで、寒風山を含めたモデルコース紹介!

こちらは寒風山を西側から登って、滝の頭を通過して五里合をまわるコース。
山からの絶景と砂浜海岸の風を楽しめるミドルコース。
山頂から、これから走るコースを探してみるのも面白い。
一番大変な寒風山を最初にクリアするんで体力的にはちょっと楽なコースですよ。

他にもいろいろコースはあるんで、モデルコースからチェックしてみてください。

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