開催まで1か月を切りまして、準備も進んでまいりました、グレートアース男鹿半島なまはげライド。
3年ぶりの開催です。

今年はこのご時世なのでいろいろ変わりまして一番の違いは飲食。
大鍋で仕込んだ料理をその場でふるまう…みたいなのはこのご時世難しいので、事前に一人分にパックした料理を提供するスタイルになりそう。

加えて、エイドの食事提供バランスも変わりまして、途中のエイドはドリンク+αで、メインンになるエイドでがっつりランチを提供です。

オススメはショートコース

そんな状況ですが、今年はコース設定でちょっと変化ありました。
ロングコースは、例年とほぼいっしょの男鹿半島をぐるっと1周100kmという一周ルートですが、ショートコースが今までとはちょっと違います。

従来は男鹿半島の真ん中を通る、通称なまはげラインを通って男鹿半島の南側へまっすぐ走るルートでしたが、今回は寒風山の麓を時計回りに迂回するルートになりました。

ここが良いのです。

山の麓ですので林の中をアップダウンをこなしながら抜けるルートですが、この途中には男鹿半島の水源地があるんです。

水源地:滝の頭

9月とはいえ、まだ残暑が残る季節ですので、水源地に立ち寄れるというコース設定はなかなかに良きセレクト。
もちろん水源地ですので観光地として紹介されるコトはないんですが、地元民的には市外からお客さんが来た時にはお連れする隠れた名所の一つだったりします。

写真は水源地一番奥の祠です。
さすがに、イベント中にここまではいくのは難しいでしょうが、道路際には常時、湧水を流している水汲み場もありますので、ここで給水、ボトル満水にしてくのはショートコース参加者全員にお勧めしたい。

川を水源にした水道水と違い、滝の頭の湧水は、火山活動で作られた寒風山に染み込んだ雨が数十年をかけて濾過されたミネラル多めの湧水です。
これはぜひとも味わって頂きたい

余裕をもって男鹿半島を満喫

ロングコースの前半は、どっちかと言うと平地巡行が得意な人向けの距離を長く乗る人向けのコース。
それでも例年は第1エイドがあったので、皆さんに行っていただきたい場所でしたが、今回はドリンクエイドなので、長距離に慣れてない人は無理に行かなくてもいいかなと思います。

寒風山も絶景ではありますがヒルクライムに慣れてない人にはけっこう大変です。
後半の断崖絶壁アップダウンに備える意味ではパスするのも悪くない。

それよりも、全体的に楽なペースで走れるショートコースで、地元の人が飲んでる水源地の湧水を直接味わえたりするのは、田舎のサイクルイベントならではかも。

後半の海岸線と断崖絶壁をすぐ左際に感じながら走る男鹿半島ならではの道はロング/ショート共通です。
時間に余裕あれば、気に入った場所で徹底的に写真を撮って休憩しながらのライドを楽しめます。

9月は各種のサイクルイベントが集中してしまって、なかなか一つに決めれない方。

距離をガンガン走らないとダメ…っていう人でなければ、男鹿半島なまはげライドのショートコースにエントリーするの…オススメです。