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日常使いのヘルメットFMX

男鹿半島も3月に入りまして、ようやく自転車で走れるようになってきました。
冬のつもりで着こんで乗るとすぐに汗ばんでくるようになってきましたので、このまま少しづつ春にむかっていくと思われます。

自転車ライドの好季節まであと少しです。

4月からヘルメット義務化

この4月から、すべての年齢の自転車乗りにヘルメット着用の努力義務が課せられるようになりました。
まだ努力義務なので無理にという事では無いですが、自転車を愛して日常生活とスポーツの中で乗る機会の多い自転車乗りとしては、知らないふりはできません。

OGKカブト FMX

というわけで、この冬の間にショップにフィッティングに行きまして、日常使い向けに一つヘルメットを調達してきました。

バイザーを装備した日常使いから軽めのMTBライドを想定したモデルです。
1万円以下のエントリー向けのラインナップなので、特段軽いとかそういう事はないんですが、ご近所ライドや通勤、通学にはむいてるモデルと思います。

実際に装着した感じで違和感は特になく、一般的なOGKカブトのヘルメットと大きな違いはありません。
サイズが合えば多くの人が使えるモデルでしょう。

日本人向けのザックリフォルム

スタイルとしても、ロード向けヘルメットと違ってそれほど空力に気を使った形状ではなく、ヘルメットの縁はざっくり断ち切られてる感じで、いわゆる工事現場や兵隊さんヘルメットなんかの形状に近い感じ。

ゆえにロードヘルメットにありがちなキノコっぽいフォルムにはなりずらいようで、日本人向けにこれはこれでありな気がします。

被害事故にも加害事故にも必要

ヘルメットというと、車両接触や落車などの被害事故の場合の役割はもちろんですが、自転車が歩行者と衝突するような加害事故でも実は重要な役割があります。

加害事故で賠償責任を問われるような場合、ヘルメットを着用していたか否かが、十分な事故防止対策をしていたことの証になるケースがありえるとの記事を読んだことがあります。

確かにノーヘルでよそ見しながら並走して右側通行してたら情緒酌量の余地なしと判断されても仕方ありませんが、交通ルールをすべて守り、賠償保険にも加入し、ヘルメットまで着用していたとなれば、裁判で十分な備えを行っていたという印象は強調できそうです。

万が一の場合に備えて、かつ他の自転車乗りへの啓蒙活動という意味も込めて、日常使いのヘルメットを着用していきたいと思います。

コメ KOME 米 ※

地の果て男鹿半島ですので、こうした稲刈り風景は秋の日常です。

コンバインで刈り取りすると稲はその場で断裁されるので、こうした天日干しされる光景は多くはないでしょうが、男鹿半島は大晦日のナマハゲ行事で稲わらから作るケデ、ミノ、しめ飾りなんかの材料が必要なコトもあって、よそに比べるとこうした風景はよく見られるかも。

9~10月にかけてのいっときのだけの貴重だけど日常な風景です。

天日干しは美味しい?

天日干しにしたコメは甘みが強くておいしくなる…というお話も聞きますが、そもそも流通する類のものでは無いので食べたことがないので真偽のほどはわからず。

知り合いの農家さんに頼めば、いくらか回してもらえるかもですが、それなりの数を天日干しにしてる農家さんって無農薬オーガニック栽培とかしてるトコがほとんどなので、味の違いの要因が天日干しとも限らない。

最近は甘みを強調したブランド米も増えましたので、天日干ししなくても十分な甘さや美味しさ感じられてるんじゃないかと推測。

炊飯器の性能向上も美味しさの日常レベルを大きく押し上げたと思ってます。

ブランド米:農家直売

秋田県では新たなブランド米「サキホコレ」が今年本格デビューですが、今までの「あきたこまち」も凄く美味しいお米です。
ただしデビューから相当の年月が経過してるので、どうしても市場価格があがらず、その意味で新ブランド米は重要なんですが、かなり後発組になったので、どの程度県外に浸透してけるのか。

正直、コメの美味しさって品種の違いもありますが、農家さんによる栽培技術の良し悪しの方が大きい印象です。

我が家では秋に1年分の玄米を購入します。

購入価格はスーパーで買うよりは安いですが激安ってほとでもないです。
もちろん直売なので農家さんの手元に入る金額は増えるはずなので、応援したい農家さんから直売してもらうのは大事ですよ。

30kgの重い袋を5~6袋調達しますが、品種は同じでも農家さんによって味の差は出ます(微妙ですけどね…)。

個人的には、変わった味のコメというよりは、毎年変わらず安定して収穫してくれる農家さんを応援したいかなと思います。
農家さんもコメの作付面積も年々減ってますし、これからの日本の農業で長い意味での「安定生産」は重要な要素だなって思ってますし、誰もができるコトでもないですんで。

少なくとも、自分が死ぬまでは「美味しいコメ」を食べて生活したいですから。

男鹿半島の難易度:標準的

男鹿半島の難易度ってどの程度かというお話。

実は、男鹿半島を自転車で楽しむにあたって、それほど超人級のフィジカルは必要ないです。

一周は60~80kmほど

男鹿半島は外周をぐるっとまわると100kmほどと、いわゆるセンチュリーライド(160km)にも届きませんので、それほどロングライド能力はなくても大丈夫です。

大きなライドイベントでは100kmでコース設定することが多いですが、ほどよく回るのであれば60~80km程度の距離をライドするのが一般的です。

自分が企画する場合はMAX60km程度でコース設定しますし、その方が楽しく回れます。

最高標高は355の寒風山

男鹿半島は坂道は多いですが、延々と上り続ける過酷なヒルクライムになる山は実はありません。
一般的に自転車で登れる最高標高は寒風山の355mです。

たった355mにも関わらず丁寧に草を刈り、樹木を育てないようにして維持されてる360度の景観は超ハイコスパと言えます。

いちおう単純な標高だと本山に向かう道路もあってそっちは400m程度まであがれるんですが樹木に覆われて見晴らし悪いですし、いちおう防衛庁管轄の道なのでオススメはしません。

西海岸アップダウンは340m程度

男鹿半島ライドをするにおいて一番の見どころといえる西海岸は過酷なアップダウンが続く区間で、一見ものすごい獲得標高があるようにも感じますが、ライドアプリで調べてみるとせいぜい14kmで340m程度の獲得標高です。

見た目や斜度はかなりダイナミックですがフィジカルで考えると、それほどでもないのでマイペースで上って、下りは慎重にブレーキを使えば別に上級者限定というコースでもないわけです。

むしろ絶景連続コースですのでほどよく写真撮影タイムを設けるのがオススメです。

男鹿半島は標準的難易度

こうした数字で検証すると男鹿半島はそれほど難易度の高いエリアとは言えないと思います。
むしろ他所の自転車施策を進めてる地域の方が超難易度な地域が多い。

逆にぐるっと一周しながら余裕をもって楽しめるのが男鹿半島の良いところとも言えますので、今後もそうした情報発信続けていこうかと思います。

Instagram更新中 (GINNCHA)

男鹿半島の自転車情報を発信中のOGA BICYCLE PLUSですが、いちおう個人アカウントでInstgramも更新中です。

GINNCHA(Instagram)

とはいえ特に凄い写真をアップしてるわけでもないので、1回の更新でせいぜい100favっていう程度でのんびりやってたんですが…

昨晩の投稿が順調に230favオーバーで、たくさんfavいただいてます。

逆光を林の木々で和らげただけの、特に何っていう訳でもない写真なんですが、なぜかINSTA受けがいいようで。

もしかすると最近はグラベルロードが人気なので、そんな雰囲気が要因なんでしょうか?
(もちろんフツーの古いアルミロードですが)

とはいえ男鹿半島にも、グラベルロードで抜けると楽しいグラベルはいくつかありますので、そのあたりの記事もそのうちアップしてみましょうか。

経験少ないビギナーさんがソロで突撃するとちょっと危ないので詳細な場所とかコースは伏せることになりますが、走って楽しいトコはいっぱいあります。

これ、OGAがモチーフだ!

今年の春ぐらいに、男鹿駅前、鵜ノ崎海岸、生鼻崎にSNS映えを狙った(って聞いてますが詳細は知らないです…)モニュメントが設置されました。

とはいえ、鵜ノ崎と生鼻は車を止めて撮影できる場所じゃないので、話題のわりにSNSへの投稿を見かけるのは稀。

男鹿駅前のは、道の駅に車止められるんですが、小さい上に反射素材なので周囲の色にまぎれるのか、イマイチ地味。
形も角材組み合わせた感じで何かよくわかりませんし…

一昨日、朝活で駅前で写真を撮ったので、Instgram投稿する時にPCのモニタで大映して初めて気が付いたんですが…

これ、OGAがモチーフだ!

わかりづら!

自転車フォトなんでアングルをいろいろ試して撮影してて、水平アングルの写真をあらためて見てようやく気付きました。

やっぱりみんなにSNS投稿してほしいなら、こんなちまっとしたんじゃなくてBE KOBEみたいな分かりやすいデザインにするべきだったですね。

まぁ、いちおう気づいたのでときどき自転車絡ませてSNS投稿してみようかと思いますが…流行るかなぁ…

グレートアース男鹿半島2022

正式名称は「グレートアース男鹿半島なまはげライド」
いちおう通算で第8回ですが、6と7は中止なので実質は第6回。
取り立てて大きなトラブルもなく無事に開催されてなによりの秋のライド日和になりました。

めっちゃ晴れた、暑い

例年の5月開催から、今回は初の9月開催。
ここ数年の残暑の厳しさから、けっこう暑くなるかと予想はしてましたが、天気はめっちゃ晴れまして、気温も30℃オーバーのClearSky。
みなさん汗と日焼けに苦しめられながらも、秋のライド日和を満喫できたよう。

飲食はいろいろ模索中

今回はコロナ感染対策としてエイドの食材提供方法を色々変更。

AID1 男鹿梨
AID2 味噌たんぽ(キリタンポの味噌焼き)
AID3 塩やきそば、カニめし、カニ汁
AID4 ババヘラアイス
+ドリンク&塩飴エイドがいくつか

という構成
感染予防のためにメインのAID3以外は簡単なおやつ程度で、AID3もその場で調理して盛り付けるのではなく、あらかじめパックしていた料理を個別にお渡しするスタイル。

このへんの対応は、これなら絶対大丈夫って話ではなくて、よりリスクが低くてかつ満足度下げないスタイルを模索中な感じ。
今後の大会でも変わっていく可能性は高いですし、定番スタイルが早く確立してけばこの手のイベント全体にとってプラスになりそう。

本番は門前から

見どころも走りどころも満載の男鹿半島なんですが、今年のロングコースは寒風山と西海岸の両方を走る特盛コース。
経験の浅い初心者さんや、練習できずに体力・持久力に不安のあるライダーさんには難関です。

例年ここで限界を超えてリタイアした参加者さんをピックアップして先のエイドやゴールに送り届けることは珍しくないですが、今年も若干名。
エイドでそのままリタイアされる方もいれば、そこそこ回復して最後の区間は自力でゴールされる方もいらっしゃいます。

このあたりは運営も想定済みで後方にサポートの車両やライダーを重点的に配置してるので、今年も大きなトラブルを未然に防げている感じです。
なんだかんだ言いまして6回目ですのでノウハウは十分蓄積されてます。

開催できたコトは素直に嬉しい

ほんとそれ。
自分も久々に会えた自転車仲間多数でしたし。

それはそれとして、サイクルイベント全体に関してはGEに限らず課題は山積み。

今回はコロナ感染が収まってるとは言い難い状況でしたが、完全に屋外のイベントであること、ライド中は距離がとれること、食事の提供方法等で工夫をすることなど、いろいろと状況を整えたうえでの開催です。

それでもコロナの影響は大きく、参加者人数は3年前に比べると大幅ダウンでこればかりは如何ともしがたく。
ボランティアさんの確保や、インフレ進行による開催経費の上昇などなど、来年以降も大変にはなりそうですが、できるだけ継続できるようにできるコトしていきたいですね。

グレートアース男鹿半島 SHORT(3)

今回は後半の山場
西海岸の激しいアップダウン区間の絶景です。

西海岸ではなく西の断崖…です

いちおう地元でも西海岸とは呼びますが、道路から見て「海岸」と呼べる場所はほとんどなく。
この区間、15.7kmぐらいは、ほぼほぼ道路の左端より海側は「崖」です。

それはもう「断崖絶壁」と呼ぶにふさわしい。

もちろん下りの右コーナーもありますので、スピードが出た状態で、きちんと自転車をコントロールする技術が必要です。
一歩間違えれば、左側の崖に転落することだった十分にありえます。

グレートアース男鹿半島なまはげライドでは、こんな厳しい区間が「SHORT」コースに設定されてます。
「LONG」コース参加者も含めて、全員がここを通過するコース設定です。

その理由は単純です。

絶景の連続

この15.7kmは始まってから終わるまで、すべて絶景と呼んで差し支えない景色が広がるからです。

一度でもこのルートを走れば分かるのは、ここは車が安全に通過することを前提とした一般の道路とは違う…ということ。

道路の左側にずっと続く断崖絶壁。
その断崖絶壁の中腹に無理やり通した道路の、およそ一般的な道路の基準からは外れたアップダウンに大きくうねるコーナー。

つまりは、この道路自体が、断崖絶壁の一部ということです。

自然の中を走る意味

自分は地元ですが、ここを走る場合は食料にしろ、トラブル対策にしろ、準備万端で臨みます。

それは、ここが道路でありながら「自然」であり、何かトラブルがあった場合は自力で切り抜けることが要求されるから。

下りでコーナーからはみ出したりしないように、無理のない速度での安定したブレーキングも要求されますし、連続するアップダウンにバテないよう自分の体調に合わせたペースコントロールも必要です。

そうした場所を走る時は自然と気持ちが引き締まりますし、周囲の景色も違って見えてきます。

そんな自然の中を走る意味を感じながらの絶景を味わえるルートは、そうは多くはありません。

実際のところ、距離としては15.7kmなので、ほんとの大自然の中を走破するような事はそうそう起きませんが、自転車乗りの日常と非日常の境界を渡る気分は味わえるんじゃないかと。

もちろんライドイベントの時は、サポートのライダーも車両も付きますので、そこまでのリスクのセルフコントロールは求められませんので、もっと気楽に走行できると思います。

ちょっと変わったコースを走ってみたいという思いある方。
グレートアース男鹿半島なまはげライド[SHORT]コースなど如何でしょうか。

グレートアース男鹿半島 SHORT(2)

今回、個人的にイチオシのグレートアース男鹿半島なまはげライドのショートコースの滝の頭湧水。

せっかくなので早起きして水汲み場を撮影してきました。

こんな感じで、けっこうな湧水が24時間いつでも流しっぱなしで水汲めます。

ついでにボトルに水を汲む動画もちょっと撮影してきました。
750mlボトルなんか4秒で満タンです。

寒風山に降った雨が、天然の岩石フィルターで20~30年かけてクリアになった湧水です。

文字通り湯水のように汲める場所は、そんなに多くはないですので是非に!

グレートアース男鹿半島 SHORT(1)

開催まで1か月を切りまして、準備も進んでまいりました、グレートアース男鹿半島なまはげライド。
3年ぶりの開催です。

今年はこのご時世なのでいろいろ変わりまして一番の違いは飲食。
大鍋で仕込んだ料理をその場でふるまう…みたいなのはこのご時世難しいので、事前に一人分にパックした料理を提供するスタイルになりそう。

加えて、エイドの食事提供バランスも変わりまして、途中のエイドはドリンク+αで、メインンになるエイドでがっつりランチを提供です。

オススメはショートコース

そんな状況ですが、今年はコース設定でちょっと変化ありました。
ロングコースは、例年とほぼいっしょの男鹿半島をぐるっと1周100kmという一周ルートですが、ショートコースが今までとはちょっと違います。

従来は男鹿半島の真ん中を通る、通称なまはげラインを通って男鹿半島の南側へまっすぐ走るルートでしたが、今回は寒風山の麓を時計回りに迂回するルートになりました。

ここが良いのです。

山の麓ですので林の中をアップダウンをこなしながら抜けるルートですが、この途中には男鹿半島の水源地があるんです。

水源地:滝の頭

9月とはいえ、まだ残暑が残る季節ですので、水源地に立ち寄れるというコース設定はなかなかに良きセレクト。
もちろん水源地ですので観光地として紹介されるコトはないんですが、地元民的には市外からお客さんが来た時にはお連れする隠れた名所の一つだったりします。

写真は水源地一番奥の祠です。
さすがに、イベント中にここまではいくのは難しいでしょうが、道路際には常時、湧水を流している水汲み場もありますので、ここで給水、ボトル満水にしてくのはショートコース参加者全員にお勧めしたい。

川を水源にした水道水と違い、滝の頭の湧水は、火山活動で作られた寒風山に染み込んだ雨が数十年をかけて濾過されたミネラル多めの湧水です。
これはぜひとも味わって頂きたい

余裕をもって男鹿半島を満喫

ロングコースの前半は、どっちかと言うと平地巡行が得意な人向けの距離を長く乗る人向けのコース。
それでも例年は第1エイドがあったので、皆さんに行っていただきたい場所でしたが、今回はドリンクエイドなので、長距離に慣れてない人は無理に行かなくてもいいかなと思います。

寒風山も絶景ではありますがヒルクライムに慣れてない人にはけっこう大変です。
後半の断崖絶壁アップダウンに備える意味ではパスするのも悪くない。

それよりも、全体的に楽なペースで走れるショートコースで、地元の人が飲んでる水源地の湧水を直接味わえたりするのは、田舎のサイクルイベントならではかも。

後半の海岸線と断崖絶壁をすぐ左際に感じながら走る男鹿半島ならではの道はロング/ショート共通です。
時間に余裕あれば、気に入った場所で徹底的に写真を撮って休憩しながらのライドを楽しめます。

9月は各種のサイクルイベントが集中してしまって、なかなか一つに決めれない方。

距離をガンガン走らないとダメ…っていう人でなければ、男鹿半島なまはげライドのショートコースにエントリーするの…オススメです。

寂寥感ただよう海辺のバス停

特に何だという訳ではないんですが、男鹿半島の南磯、増川のバス停の風景が好きです。

一日に何本しか走っていないバスの傾いた停留所。
潮風をもろにかぶって一部はもうさび付いてる時刻表。
沖合をゆっくりと進んでいく幻のようにも見えるフェリー。
かすかに波頭を崩しながら砂浜に押し寄せる白波。

すべてが寂れた海辺の田舎町を表現しきっていて、この寂寥感がたまりません。

寂寥感を楽しむ

正直、男鹿市は人口2.6万人ほど。
大きな産業もなく、目立つのは観光地としてのイベントが多く、ちょっと町から離れると人と会うこともまれです。

そういう場所を走る時は、そういう場所を楽しむコツがあります。

人がいた痕跡や、かつて賑わっていたであろう寂寥の跡を意識しながら見つめることで、景色の色合いが違って見えるんです。

それはセピア色の色眼鏡とは違って、現在進行形で進む過疎が醸し出す色合いで、それでもここで人が生きていく流れのようなものをかすかに感じられるはず。

せっかく男鹿半島という過疎と観光が混ざり合うトコロを走るのですから、男鹿半島の現在進行形も感じて言って欲しいです。