男鹿半島の難易度ってどの程度かというお話。

実は、男鹿半島を自転車で楽しむにあたって、それほど超人級のフィジカルは必要ないです。

一周は60~80kmほど

男鹿半島は外周をぐるっとまわると100kmほどと、いわゆるセンチュリーライド(160km)にも届きませんので、それほどロングライド能力はなくても大丈夫です。

大きなライドイベントでは100kmでコース設定することが多いですが、ほどよく回るのであれば60~80km程度の距離をライドするのが一般的です。

自分が企画する場合はMAX60km程度でコース設定しますし、その方が楽しく回れます。

最高標高は355の寒風山

男鹿半島は坂道は多いですが、延々と上り続ける過酷なヒルクライムになる山は実はありません。
一般的に自転車で登れる最高標高は寒風山の355mです。

たった355mにも関わらず丁寧に草を刈り、樹木を育てないようにして維持されてる360度の景観は超ハイコスパと言えます。

いちおう単純な標高だと本山に向かう道路もあってそっちは400m程度まであがれるんですが樹木に覆われて見晴らし悪いですし、いちおう防衛庁管轄の道なのでオススメはしません。

西海岸アップダウンは340m程度

男鹿半島ライドをするにおいて一番の見どころといえる西海岸は過酷なアップダウンが続く区間で、一見ものすごい獲得標高があるようにも感じますが、ライドアプリで調べてみるとせいぜい14kmで340m程度の獲得標高です。

見た目や斜度はかなりダイナミックですがフィジカルで考えると、それほどでもないのでマイペースで上って、下りは慎重にブレーキを使えば別に上級者限定というコースでもないわけです。

むしろ絶景連続コースですのでほどよく写真撮影タイムを設けるのがオススメです。

男鹿半島は標準的難易度

こうした数字で検証すると男鹿半島はそれほど難易度の高いエリアとは言えないと思います。
むしろ他所の自転車施策を進めてる地域の方が超難易度な地域が多い。

逆にぐるっと一周しながら余裕をもって楽しめるのが男鹿半島の良いところとも言えますので、今後もそうした情報発信続けていこうかと思います。