男鹿半島の交通の要のひとつ、生鼻トンネルが集中豪雨による土砂崩れのため海側の第1トンネルが通行止めになったのは、忘れもしない2018年の5月。
グレートアース男鹿白神大会の前日でした。

前代未聞の220kmのコース設定でなんとも無茶しましたね。
予定通りに開催されたらDNFの嵐だったんじゃないかと。

ところが男鹿半島の各所で道路が分断されたため、最大の見どころである大桟橋ルートがキャンセルになったので、190kmぐらいの距離へと変更。

今から思えば、やっぱファンライドで200kmオーバーは無理があったかなーと思いつつ、逆に220kmのコースを設定していなかったら、すごく短い距離のイベントになってた可能性もあり、いろんな意味で偶発的、奇跡的なバランスを保った大会だったなぁ…と。

トンネル工事終了

そして、その一昨年の5月から、ずーっと通行規制が行われてきた生鼻トンネルの工事がようやく完了しまして、2本のトンネルが利用可能になりました。

上下線とも2車線ありますので、いままでより安全に自転車の通行も可能となります。
とはいえトンネル内の車道通行はリスクが伴うので、可能であれば海側の第1トンネルの歩道を徐行で通行するのがよいかと思います。

それほどお急ぎじゃなければ、より内陸の茶臼峠の迂回が自転車乗り時にはオススメです。
やはりトンネルは自転車乗りには鬼門ですので。

これからの積雪期は自走で男鹿半島までいらっしゃる方は少ないと思いますが、また春になりましたら、男鹿半島ツーリングを存分にお楽しみいただければ!