男鹿半島

寂寥感ただよう海辺のバス停

特に何だという訳ではないんですが、男鹿半島の南磯、増川のバス停の風景が好きです。

一日に何本しか走っていないバスの傾いた停留所。
潮風をもろにかぶって一部はもうさび付いてる時刻表。
沖合をゆっくりと進んでいく幻のようにも見えるフェリー。
かすかに波頭を崩しながら砂浜に押し寄せる白波。

すべてが寂れた海辺の田舎町を表現しきっていて、この寂寥感がたまりません。

寂寥感を楽しむ

正直、男鹿市は人口2.6万人ほど。
大きな産業もなく、目立つのは観光地としてのイベントが多く、ちょっと町から離れると人と会うこともまれです。

そういう場所を走る時は、そういう場所を楽しむコツがあります。

人がいた痕跡や、かつて賑わっていたであろう寂寥の跡を意識しながら見つめることで、景色の色合いが違って見えるんです。

それはセピア色の色眼鏡とは違って、現在進行形で進む過疎が醸し出す色合いで、それでもここで人が生きていく流れのようなものをかすかに感じられるはず。

せっかく男鹿半島という過疎と観光が混ざり合うトコロを走るのですから、男鹿半島の現在進行形も感じて言って欲しいです。

男鹿のアジサイ

言うまでもなく、今や男鹿半島で最も有名な観光トピックスは、ナマハゲからアジサイへと移りつつあります。

雲昌寺のアジサイ

いろんなメディアで紹介されてますので、あえて説明はしませんが6中~7上の男鹿市北浦「雲昌寺」のアジサイは絶景です。

以前は自分たちが主催する小さなサイクルイベントで立ち寄らせてもらったコトもあるのですが、最近は大人気スポットになり境内に駐輪できるスペースも無いようなので、期間中のイベント開催は自粛中。

もし自転車で伺う場合は、誘導員やスタッフの方に駐輪可能な場所を訪ねてご迷惑にならないように。
たぶん、地球ロックできる場所は無いかと思うので、U字ロックやブレードロックの頑丈なので盗難対策も万全に。

男鹿半島のアジサイ

雲昌寺でのアジサイが大人気になったせいか、男鹿半島を自転車で走ってると、おおっ!と思うような見事なアジサイを世話してる場所をいくつか見かけます。

普通に園芸好きな方々は少し張り切ってアジサイに手をかけてるのかもしれません。
一般向けに公開してるわけではなさそうなので、ここで場所や詳細を書くわけにはいきませんが、見つけたらしばし鑑賞するぐらいであれば問題なさそう。

雲昌寺のアジサイは青一色の見事なものですが、アジサイは凄く多様な色や品種があるので、そういうのを探して男鹿半島を巡ってみるのも楽しかと思います。

うちの自宅にも少しですが、何種類かのアジサイが植えてありまして夏直前の庭景色を彩ってくれてます。

花を巡るライドツアーもおしゃれで楽しいですよ。

男鹿の夏フェス

この三日間、男鹿では3年ぶりの夏フェスが盛り上がってるよう。
SNSの様子と窓から聞こえてくるPAからの音を聞く限りおおいに盛り上がってる模様。
会場対岸の埋め立て地から望むの図

ただ、天気は三日ともほぼ晴れ。
気温も30度近くで、アスファルトの会場の暑さ指数は余裕で30を超えて危険域に入ってるようですし、参加される方はくれぐれも健康にはご注意を。

自分も、前は駐車場での誘導や、もぎり等のボランティアをこなしてた時期もあるんですが、数年前からはもうこの酷暑に体が対応しきれずボランティアはやめました。
夏フェスの駐車場ボランティアの稼働時間って17~18時間ぐらいありますし。

自転車乗りとしての経験や知識があるので、炎天下での作業は人よりは得意分野という認識あったんですが、年齢もありますしもう過信できる体ではないというのを肝に銘じておかないと。

実際、7~8月は日中ライドに出ることは稀で、朝活オンリーですしね。

皆さんも自転車乗りに限らず、夏フェスほか、頑張れるのはあくまで若いうちだけ。
それも自分が好きなコトであれば…です。
健康第一で楽しみましょう。

続・謎モニュメント

さて、春に設置されて数か月。
男鹿半島の鵜ノ崎海岸に建てられた謎モニュメントはいまだ健在です。

このアングルで撮影すると、ちょうど海岩の向こう側に鳥海山が映り込むので、天候や大気の状況によってはわりと映える写真撮れるんじゃないかと。

ただ目論見どおりの話題には…なってませんね。

目立たない

決定的に問題なのは、目立たないコト。

道路から海側にあるんですが、表面が反射するような素材なので、空や海の光がちかちかするぐらいで、少なくとも車を運転中だと視界にはとどまらない。

仮に気づいても、片側1車線の狭い道路で車を止めるわけにもいかない。
鵜ノ崎海岸の駐車場からも微妙に離れてるので、よほど好奇心旺盛でもない限りここまで歩いてくるってコトもない。

なんとも。

自転車乗りぐらい

結果的に、こうして止まって写真に収めてSNSに投稿してくれるのは自転車乗りぐらいでは?

このまま時間が経って風化して壊れる前に、自転車乗りぐらいは写真スポットとして覚えておいてあげようかと。
何か面白い写真とれないか工夫してみましょうか。

標高355mのサラウンドビュー

自転車乗りにとって標高355mの山というのは手ごろな練習スポット程度の認識が普通かと思います。
自分も自宅近くに非常に手ごろなヒルクラ練習ができる山があるのは非常にありがたい。ですが、男鹿半島の寒風山は普通の300m山岳ではないんです。

300mという標高だと、当然ながら森林限界を超えるわけもなく、ちょいと標高高めの内陸の町とも変わらない高さ。
普通は山頂まで木が生い茂り、せいぜい眺めのよい一方向の木を切って展望台を設けているのが通常です。
もちろん、そーゆう展望台もいいのですが、寒風山はさにあらず。

寒風山は360°ビューが楽しめる

山頂付近にほぼ樹木がなく、視界をさえぎるものが全くない稀有な360°ビューが広がる寒風山山頂。
これは全国的に見ても、そうあるものではなく。
355mのヒルクライムで楽しめるご褒美としては最上級と言えるかも。

東に広がるのは面積2位の湖沼を干拓して生まれた広大な大潟村
西は男鹿半島の屋根715mの本山に連なる山岳地帯の稜線。

南は秋田市につながる綺麗な海岸線と遥かにかすむ鳥海山
北は世界遺産白神山地まで見渡せる眺望

こんな絶景を360°切れ目なく楽しめる地域はもしかすると日本で唯一なのかも。
あまりに絶景が多すぎて、絶景に感じなくなるぐらいの絶景が寒風山にはあります。

ちなみに寒風山の山頂付近に樹木が無いのは、もともと柴山として管理されていたため樹木が生えないように手をいれてきたから。
昔は、麓地域の住民が柴刈りをしてたわけですが、今は行政やボランティアの方々が手を入れてくれれます。
この絶景をあたりまえに楽しめる環境を維持してくれることには感謝の言葉しかありません。

男鹿半島は残念ながら人口減少が続いてますので、こうした丁寧な管理ができるいつまでできるのかは実はけっこう不透明。
もしこの360°サラウンドビューに興味ある方はお早めのライドをオススメいたします。

シーサイドライド鵜ノ崎

真西に向かって海に突き出す男鹿半島はわりと風の影響をよく受けます。
特に海岸線は。
春、桜が散ってから新緑が芽吹く頃はちょい強めの南風が吹くんですが、ちょうど今頃の6月に入ると、ぱったり止みます。
これから9,10月ぐらいにかけてが男鹿半島ライドのハイシーズンですね。

Welcame to OGA-HANTO!

というわけで今朝の朝活ライドは男鹿半島の南側の海岸線。
地元の人が言うところの「南磯」を軽快にライド。

今日は大気の透明度が良さげだったようで、男鹿半島の対岸にある鳥海山まで見渡せるクリアビュー

山頂は雲に隠れてましたが天気は良さそう。

日本のなんとか塩湖みたいな売り文句を使い始めた鵜ノ崎海岸ですが、あんな写真の通りの景色にはそうそう会えません。
満潮であること。
風も波もないこと。
日差しの様子。
などなど計算していけばあるいは…ですけど、そこまで計算して出会った景色ってのもどうかと…

鵜ノ崎海岸の真実

まぁ、実際のところこうしたゴツゴツ、ザラザラな岩場海岸です。
本来は水平な地層が、大きく褶曲して海面に現れ、波に削られて写真のような姿になってるわけで、地学的にはそっちもけっこう貴重なサンプルらしいですよ。

実際のとこ、この岩場海岸は子供の頃、何度も遊びに来て、このゴツゴツした岩場、ずーっと遠くまで続いてる比較的安全な岩場で、磯遊びには最高の場所だったりします。

今はこの写真の反対側に「鵜ノ崎テラス」っていうお食事処が出来まして、惜しげもなく海産物を使ったランチをいただけるスポットになってますので、ここは自転車乗りなら押さえておきたい。

そのうちお店レポもしに行きましょう。

新緑に包まれる男鹿半島

桜の季節もあっという間にすぎて、少々更新滞ってる間にすっかり新緑の季節になりました。

これはちょっと前の写真なので田植え前の光る水面が見えますが、今はあちこち田植えは完了。
田んぼの周りの草刈りが進んでる感じです。

ちょいと山道、峠道にいくと森の木々はすっかり緑色。
紫色のフジの花をあちこちで見かけます。

ツツジもどこでも見られますが、こちらは金川近隣公園のツツジ。
きちっと刈り込まれて、見事のサイズにまで育ってますので花が好きな人なら、そういうポイントを探して走る回るのも面白い。

いつも全力疾走するだけが自転車の楽しみではないですので。

南風強し

唯一の注意事項としましては、この時期の男鹿半島は南風が強く吹く日が多いので、ライドコース選びはそれを前提で組まれるのがよろしいかと。

北上するのは追い風、南下するのは向かい風。
なので西海岸の断崖絶壁を走るときはまっすぐ北上するといいでしょうし、南下して戻ってくる場合は少し斜めに南西に向かって走る(なまはげライン)とか、もしくは寒風山を盾に山際を走って戻る(滝の頭ルート)とか工夫されるのがよいかも。

全力で風に抗うというのもそれはそれで楽しみ方の一つですので、各自自分が望むコースを満喫されるのがよろしいかと。

追記:ちなみに全力で風に抗うなら、宮沢海岸から八郎潟の際を脇本方面に向けて南下するのがオススメです。

男鹿半島、桜満開

ちょうど今、男鹿半島では桜満開です。

とはいえ残念なことに男鹿半島では桜の名所と呼ばれる場所はありませんで。
比較的まとまった桜が観れるのは、男鹿総合運動公園のあたりになります。

駐車場脇の丘から、体育館や陸上競技場周囲に植えられた桜はけっこうな本数になりまして、お花見ライドに来るにはちょうどよいかも。

花見客がたくさんいるわけでもないので自転車でゆるりと観てまわれますし。

圧巻の大潟村、桜と菜の花

代わりに紹介するのは男鹿半島のお隣、大潟村。

こちらはもう説明不要の桜の有名スポット
満開の桜の木の下に、菜の花が映える最高の観桜スポットです。

この数年、週末は大渋滞になりますので出かけるのは早朝がお勧め。
男鹿半島から出かけるのもそう遠くはありませんので、この時期に男鹿半島に来られるならこちらもコースに入れるのがよろしいかと。

上のルートは、先週末に行ってきたルートです。
なるべく交通量のある場所を避けるルート設定ですが、大潟村からの帰りの直線路はグラベルなので、ロードバイク等のタイヤの細い自転車で出かける方はご注意を。

クロスバイクやグラベルロードあたりが楽しいルート設定になってますのでぜひ!

寒風山ライブカメラ

待望(?)のライブカメラが男鹿半島、展望ヒルクライムのメッカ寒風山の回転展望台レストランに設置されました。

寒風山回転展望台ライブカメラ

船川方面を24時間休みなく配信しますので、日中はもちろん夜景や朝焼け、夕焼けと印象的な時間帯をすべてカバーします。

自転車乗り的にも、当日の男鹿半島の天気をリアルタイムで把握できますから、メリットは多し。
雲が立ち込めて視界0になる場合もありますが、そうした状況も生でチェックできます。

ぜひぜひ男鹿半島に遊びにこられる方はご活用を!

謎モニュメント

行政というのは不思議なもので、いくら何でもこれから何かの成果を生み出すとは想像もつかないものにお金を出したりする。
仮に何かの成果を生み出しているとしても、その成果の判定が難しいものに手を出したり。

ちょいと前だとアートフェスティバル的なものが日本のあちこち(特に田舎)で開催させてましたが、もう継続してるところは僅か。

やっぱり、成果がよく見えない事業に継続的にお金をかけていくのは難しいコトでして。

それはそうとして、男鹿半島の鵜ノ崎海岸では、このほどモニュメントが建った模様。
いつ建ったのかも、意図も経緯も不明。
何かの説明、案内板もなし。

何だろう?

鵜ノ崎海岸は遠浅でしけたとしても、道路近くまで波が押し寄せてくるコトは稀ではありますが、それでも風は強烈ですし、下は砂地ですし、それほど長持ちはしなさそうな予感。

何かしら話題になって、人を集めてくれることを期待…できないなぁ。

テトラポッド

こちらは謎でもモニュメントでもないコンクリート製の実用品。
鵜ノ崎海岸からもう少しいった椿漁港にたくさん並べられてましたが、役割的に順次海へと沈められるはず。

いちおう「消波ブロック」と呼ばれてますが、自分らが子供の頃は「テトラポッド」とか呼ばれてたモノ。
「テトラポッド」自体は企業の登録商品らしいので、今は一般呼称では使わない様子。

子供の頃は、海に釣りに行くときは「テトラさ行くか」とか、そんな感じで使ってましたが時代時代。

男鹿のモニュメント

男鹿半島って、けっこうモニュメントっぽいモノがいっぱいあったり。

ナマハゲのモニュメント(立像)も3つぐらいありますし、入道崎にもN40度のモニュメントあったりと、災害関係の慰霊モニュメントなどなど探せばいっぱい。

ちょいと下調べして、そんなのを探して自転車で走るのも面白いかも。

ちなみに今日走ったのは、このルート。
時間がなかったので途中の椿漁港で往復してます。

時間のないときは、男鹿半島の南側のシーサイド・ショートコースはお手軽です。